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ニプロのコンソールに最大QBが350ml /分で設定されているワケ( ¯ω¯ )

Category透析ピープル
ここ最近、技士長とよく話をするんですよね( ∩ˇωˇ∩)
ま、ダイアライザーのこととか、透析液のこととか、プライミングのこととか、コンソールの特徴だとか、いろいろ。

エンジニアらしく物知りなので面白いのですが、まるにゃんの質問がどんどんマニアックになるので、会話がめちゃくちゃ専門的になってきて、先日など技士長は機械室からメーカー配布の冊子まで持ってきて説明してくれたり(^ω^)

ま、それニプロのイチオシだというPESの最新のやつのでしたけど。

技士長いわく、
「尿素除去率(小分子)に関しては最近のダイアライザーはもうどれも差がない」

ってこと。

「どれも」はアバウトにすぎるとしても、標準的な透析患者向けのダイアライザーに限れば、じっさい「尿素(小分子)除去率」に関してはほとんど差はない、って言ってもいいようですよね。

あと、低分子(小分子より大きい)の尿毒症物質(たとえばβ-2MG)についても、最近のダイアライザーでは、もう普通に拡散の原理でかなり抜けちゃいますからね。

あまりに進化しているのです、とくに日本のダイアライザー。
フム(( ˘ω ˘ *))フム




そういえば、ダイアライザーの形状について、技士長が面白いことを教えてくれました(^ω^)

「ジーッと見てみて。ウェービングしてるの、わかるかな」

APS-21EA での透析中でしたが、ジーッと、言われたように中身の中空糸膜をみつめたら、
たしかに細かくちりちりとウェービングしていて、さらに縦方向に向けて全体が緩やかに、これも波状にうねりが見えてきました( ✧Д✧) !!目ヂカラ

「うねってますね( 。•̀_•́。)(キリッ」

「うねってるでしょ。各メーカー独自にやってるこういう工夫で、色々と特徴をだしてるわけなのよねーうん」
(たまにおねェぽくなるのは(・w・)?)

「で、うねったらどういういいことがあるの?」

「このうねりがあることで、血液や透析液が中までじゅうぶん浸透しますよ、っていうアピールらしい」

「ん( ¯ω¯ )? じゃ、うねってない膜だと中心まで行き渡ってないことがあるってこと?」

「うーん。ま、じっさいの検証してないからわからんけどね、まぁメーカーが自信を持ってアピールしてることだから、根拠はあると思うけど」

「あっ(〈・〉ω〈・〉)ハッ、そのウェービング、もしかして膜面積に関係するよね?」

「はっ?」

「だから、うねってる分、膜面積が表示よりじっさいは増えてるってことはない? てかうねりによる面積増加分をすでに加算しての表示面積なのかな( ¯•ω•¯ )?」

「おっ、そうか(・・)、それは考えたことないけど…」

「けど? けどどっち?」

「うーん(´-ω-)、、、わからん(笑)」

「なんだー_| ̄|○ガックシ」



てな感じに、いつもこんな会話をしております(*^□^)ニャハハ


で、APSの膜のウェービングの話から、ちょっとの期間だけ使ったNV21X の話にもなり、

「あれ、上下がちょっとドーム状になってたでしょ?」

「たしかに、なってたなってた」

「あれも意味があるらしい」

「どんな?」

技士長の言ってたことをまとめると、
ダイアライザーの上下、つまり透析液や血液が通る入り口と出口をドーム状にすることにより抵抗を少なくし、気泡を発生しにくくできる。
つまり循環する液体が外筒(ダイアライザーのプラスチック部分)に接触する際の圧を軽減できる→スムーズな流れ(=気泡ができにくい)

のような理由をメーカーはアピールしていたよ∠(・`з´・)(キリッ、っていうお話でした(^ω^)


あとね、このNVシリーズもかなり需要が高いらしいのですが、これが好まれるいちばんの理由としては
「血小板が吸着しにくい膜」だというのがあるそうですよ。

技士長、
「血小板が膜にくっつくとね、白血球とかもいっせいに活性化するのよねー」
(ง ˙□˙)วオ!(ว ˙□˙)งカ‼︎(ง ˙□˙)วマ!!!)

「ふーん」とまるにゃん。

「てことは?」

「ん? てーことは…そうか、炎症蛋白が発生するね( ゚д゚)!」

「そう、それ!」


炎症蛋白、って変な言葉を使っちゃいましたが、いわゆる「CRP」のことです。


「NV シリーズは、それが売りだからね」と技士長。

「なるほどー( ¯•ω•¯ )先月のCRPが 0.05 まで下がったのは、それも関係したかも」

「ふむ、たしかに( ー`дー´)キリッ」





去年まるにゃん技士長に無理を言って、プライミングに使用する生理食塩液の量を「最低でも1500mlにしてほしい」と訴えました。
ちょうどNV21Xに変更したタイミングです。

クリニックの基本は「生理食塩液800ml QB350 自動で3分」っていうものだと知り、
「それっておかしい」とまるにゃん憤慨いたしました( ˘•ω•˘ )




けどね、なんかずいぶん前に耳に入ってきていた情報によると、標準的なプライミングについては「生理食塩液1500ml以上、時間は12分平均」だそうなのですが、
そもそも「標準」っていうのが変なんですよね。

まるにゃん独自の調べによると、各メーカーや機種によってかなりちがうのですよ、プライミング液量も時間も。

「ちがう」というのは、つまり「最低限必要とするプライミング時間、プライミング液量」のことです。
機械が違えばプライミング内容も違ってくる、ってことですね。


まるにゃんが通うクリニックが現在使っているコンソールはニプロのものです。
全自動ではありません。
(半自動?)

この、全自動か半自動か手動か、そしてメーカーによってプライミング基準は様々なんですよね。
調べたら、全自動に限定しての比較だと、
日機装は12分、ニプロのコンソールだと8分が標準だとなっておりました。
(もうそのサイトをみつけられない(TT))

⤵︎⤵︎⤵︎

※ 追加画像(サイトは保存していないけどスクショがありますので追加掲載)





で、全自動でなく手動が入りますと「時間」がどうのという概念でプライミングをやってはいないようなんですね。

技士長が言うには、
「結局はどのくらいの時間プライミングしたかより、最終的にちゃんと気泡を除去できていなければ、20分でも1時間でも、何度でも、生理食塩液も何リットルでも使ったとしても気泡がなくなるまでやらなきゃいけないし」と。

結局ね、うちのクリニックでは旧式(?)なのか知らないけど、半分は手動での「目視重視」のプライミングをやっている、ということですね。

全自動コンソールですと、まず「時間設定」があり、そこでたとえば「12分」と設定してしまえば、あとはQBがいくらであれ、使用するプライミング液量がいくらであれ、開始ボタンをポチって放置しておくだけで、設定した時間「循環」させられますね。

たとえば「1時間」と異常な時間で設定したとしても、いちどダイアライザー内を通過した液体がずーっと延々と1時間クルクル循環するのですよね。

けどそれって、もしかしてただクルクル汚れた液体をまわしてるだけですよね( ¯•ω•¯ )?

結局、
「プライミング時間」っていうのだけ聞いたのでは、どんなやり方での「〇〇分」なのか、じっさいよくわからない、ってことも言えますよね。


うちのクリニックの現状のプライミングとしては、
標準800ml の生理食塩液を使い、QB350のスピードでダイアライザーと回路内を洗浄。
(ここまで自動)
で、その後、目視で気泡の除去を徹底するのにもちろん生理食塩液が使われるが、スタッフのやり方や各ダイアライザーの気泡の状況によって、プライミング液量も、時間も異なる。
なので 「何分で何リットル」とかひっくるめて言うことはできない( ー`дー´)キリッ

ってことでしたマル。
フム(( ˘ω ˘ *))フム




で、ずっこいかもしれないけども、まるにゃん個人的に掛け合って、標準的ではないプライミングをお願いしているので、
改めてこのたび技士長に聞きました。

「私のプライミングの時の生理食塩液の量は?」

「2000」

「QBは」

「350」

「なぜに350?」

「だって 350 までしか上げられないから(笑)」

「∑(・ω・ノ)ノ ナニソレ?」



技士長の話では、なんと今使っているニプロのコンソール、なぜかQBが350以上に設定できないようにリミッターがかかっているのですと(・Д・)

「リミッター解除はできるけどね」と技士長。

「どうしてリミッターかけたのかなぁ」とまるにゃん。

「まー標準的にそこまでQBを上げてる実態がないからかな」
「あと、QBを上げすぎての何らかの事故があった場合の保険、とか(笑)」



「ふーん」
「けど、なんで350でプライミングするのか知りたいんだけどー(/・ω・)/にゃー」
(しつこい)

「だから、最初500くらいで本当は流したいんだけど、350までしか上げられないから」


技士長の話では、つまりとくにプライミング開始時は勢いをつけて圧力強めで流したい、
なぜなら、患者の体内に入れたくない不純物を圧力で浮き上がらせ押し出したいから、
なんですって。

「だってある程度圧をかけないとゆるゆるじゃ心配でしょ」

「なるほど~」




プライミングの実際は、なかなか複雑なのでありました( ー`дー´)キリッ

とりあえず、ただ時間をかけてればいいってわけではない、ってことは了解です( ̄^ ̄)ゞ


結局ね、うちのクリニックの標準的なプライミングとしては、生理食塩液の量的には、自動プライミング+手動&目視プライミングで合計1100~2000 程度は結果として使ってるし、ちゃんと目視徹底してる、ってことで、
そんなに悪くないレベルの内容だと、今回まるにゃん思いましたよ(((uдu*)ウンウン

安心したわー。
根掘り葉掘り聞いてよかった(o´ω`o)(´ー`*)ウンウン



しかし( ̄・ω・ ̄)

ニプロの人にききたいのよね。

QB350/min の根拠ね( `・ω・)

気になるわぁ(´・¿?・`)キニナルキニナル



あ、そういえば昨日ね、カリメートはやめてアーガメイトゼリーをもらいました。

いんちょに、
「外食の時がいちばんヤバいのに、カリメートじゃ飲みにくいですー(T^T)」

って泣きつき、アーガメイトゼリー山ほど貰って帰りましたψ(*`ー´)ψ




ほんじゃまた!
ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ


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5 Comments

通りすがりの透析患者  

カリメート経口液に付いて

はじめまして、いつも勉強させてもらっています。

私の記憶では、カリメート経口液という水なしで服用できる薬があったと思うのですが、試されたことはないのでしょうか?災害時や外出時に便利な気がしますが。

2018/01/06 (Sat) 10:40 | REPLY |   

まえだです  

ニプロの透析機に旭化成のダイアライザーでやってるんですね。ウチは日機装の機械とニプロの組み合わせ。

で、QB350。日機装の機械も上限なぜか350なんですよ。技士に言わせると設定を変えればまだいけるけど350以上は設定変更がちょっと複雑でできればやりたくない(笑)とのこと。確かに上限QB350の根拠が知りたいけど、きっとたいした理由じゃないような気もしなくい?

プライミングかー、ウチは全自動なんでその話題については技士もスルーだな〜

中空糸、ウェービングしてるんだ!今度観察してみよう。

2018/01/06 (Sat) 12:51 | REPLY |   

通りすがりの透析患者  

血流量に付いて

こんばんは

QBの件ですが、うちの施設の話では自分の所で採用している穿刺針や透析回路の種類によって条件が決まってくるような話でした。コンソールのQBは上げれるようですが。

2018/01/06 (Sat) 21:19 | REPLY |   

まるにゃ@ん  

通りすがりの透析患者さま



こんばんは(○・∀・)ノ

お返事おそくなりました(*_ _)
カリメート経口液、ネット検索で見てみました。
なんかドローっとした液体がアルミのパッケージに入ってるんですね!
で、飲みやすさを検証したサイトがあって、アーガメイトゼリーよりカリメート経口液のほうが飲みやすいと(*´ω`*)
あと、アーガメイトゼリーはけっこう重量があるので、持ち歩くならカリメート経口液かなーと(*´艸`)

教えてくださってありがとうございました(('ェ'o)┓ペコ
アーガメイトゼリーがなくなったらカリメート経口液の処方をお願いしてみようかなーと思ってます\( ‘з’)/


あと、コンソールのQB上限のことですけど、施設の備品の種類によって変えてあるような、ってことなんですね。

うちの技師長もはっきりした理由はわからないそうですけど、なんか「QB350」の実態がうちだけではないようなので、「意味はあるんだろう」とは言ってました。

使用する備品の面で見ると、穿刺カニューレなど、うちでは14Gから18Gまでけっこう色々置いているので、
もし使用する穿刺カニューレがコンソールの最大QBに関係するなら、リミッター350にしなくても…って思うのですけどねー( ∩ˇωˇ∩)

リミッターは解除しようと思えば解除できる、と技師長が言っていましたね。
「けど意味があるのだろうから、安易にリミッター解除はしないほうが」という考えはある、とも言ってました。

まー今のところ私は、自分の透析量として今の条件(5時間QB300)以上にする必要性はないと思っているので、「リミッター切れψ(*`ー´)ψ」とか言う気はまったくないのですよ(*´ω`*)

でも、理由は気になりますー( ¯•ω•¯ )

コメントありがとうございました🐾

2018/01/07 (Sun) 22:22 | REPLY |   

まるにゃ@ん  

まえださま


こんばんは|^・ω・)/ ハロー♪

お返事おそくなりましたm(。v_v。)m

うちのクリニックではいっこ前は日機装のコンソールだったんですよね。
私が通院しはじめたのが6年前の2月からですけど、当時まだ日機装でした。

ダイアライザーは当時からずーっと旭化成のAPS-EA ですね。
これがメインで使われてるみたいです。
いちばん多いです。

クリニックによってメインにするダイアライザーが違うんでしょうね。
で、メインからはずれるのは、例えばうちなら、あまり食べられない高齢者とかならアルブミン抜けが抑えられたニプロのもの、とかね、傾向ができてはいますね。
若くても炎症体質であまり体力がないようなら、東レのNVシリーズとか。
(NVシリーズはかなりアルブミン漏出を抑えてます)
(APS-EAが0.02、NV-Xは0.008)
(本当は私はNVが向いていると思われ(*´艸`))

まぁダイアライザーのチョイスに関しては、クリニックとメーカーの担当者との付き合いとか、まー選択の理由は色々ありますよね(*´艸`)

QBの上限が日機装でも( °_° (・Д・)
しかも同じ350とは。

昨日じつはそのことを技師長に言ってみたんですよね。
日機装もだって!と。

そしたら技師長が首を傾げ、
「だって前はうち日機装だったけど、リミッターなんかなかったよσ( ̄^ ̄)?」
って言うのです。
最大500で回せたと。

なので技師長と私とでひねり出した「350リミッターの理由」として、
「もしかしてここ5年以内で事故があったのでは」
「やつらそういう場合の対応ものすごく早いから」
「プライミングで高速で回して、そのまま設定を戻すのを忘れて透析を開始したために事故が起こったか?」
「例えばプライミング500で回し、設定をそのままで穿刺して透析を始めたら…」


ま、そんな想像をしてみたんですけど、つまり透析開始直後って、まだ「QB設定」しませんよね?
回路を繋いでしばらく(1分~2分かそこら?)正常に開始したかどうか確認してから最終的に「QB設定」しますよね?

だからその時点でしかコンソールの設定QBを確認しないとしたら、
プライミング時の設定(高速)のままになってたことに気づかずに透析開始しちゃってますよね?

ってことになると、、、
回路接続ののち脱血を始めた直後、いきなり高速で脱血&返血がはじまるわけで、、、
想像したらかなり怖いことに…(´ºωº`)

技師長は
「針がぶっとぶかも…」とか言ってましたけど。
シャントがあまり良くない患者だったら、血管痛もでるし、もっとひどいことにもなるかも。


まー想像ですけど。
なのでそういった事故に繋がると怖いということで、うちの技師長は今のとこリミッターを解除する気はないようです。

コメントありがとうございました\( 'ω' )

2018/01/07 (Sun) 23:12 | REPLY |   

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